赤ちゃんの頭を上から見たとき、
「あれ…?」と思う瞬間があります。
後頭部が平らだったり、
片側だけ出っ張っていたり。
写真を見るたびに気になって、
何度も見返してしまう。
そして多くの親がこう思います。
- このままで大丈夫?
- 自然に治るの?
- ヘルメット治療って必要?
- 今からでも間に合う?
赤ちゃんの頭の形の悩みは、実は意外と多くの家庭で起きています。
この記事では
- 赤ちゃんの頭の形が歪む理由
- 自然に治るケース
- ヘルメット治療について
- 多くの親が迷う理由
を整理していきます。
うちの子、頭の形が歪んでる…?このままで大丈夫?
赤ちゃんの頭の形の悩みは、
「なんとなく気になる」
という子から
明らかに形が違うと感じる
という子まで様々です。
例えば
- 後頭部が平ら(絶壁)
- 上から見ると斜めになっている
- 左右で形が違う
写真で見ると、さらにはっきり分かることもあります。
そして多くの親が最初に感じるのが
「これって普通なの?」
という不安です。
自然に元に戻るのか、ヘルメット治療を考えた方がいいのか
赤ちゃんの頭の形を調べると、必ず出てくるのがこの2つの情報です。
- 自然に治ることが多い
- ヘルメット治療が必要
この2つは真逆のように見えるので、多くの親が迷います。
「様子見でいいの?」
「早く治療した方がいい?」
情報が増えるほど、決められなくなることもあります。
このままだと顔まで歪む?脳の発達は大丈夫?
赤ちゃんの頭の形で心配になるのは、主に次のことです。
まず多いのが
脳の発達への影響
です。
「頭の形が歪むと脳に影響するのでは?」
と心配する親はとても多いです。
もう一つは
将来の見た目
です。
- 大人まで残る?
- 横顔が変になる?
- 顔まで歪む?
ただ、医療的には
位置的な頭の歪みは脳の発達には影響しない
とされています。
多くの場合、問題になるのは見た目の部分です。
なぜ赤ちゃんの頭の形は歪みやすいの?
赤ちゃんの頭が歪みやすいのには理由があります。
まず、赤ちゃんの頭蓋骨はとても柔らかいです。
これは
- 出産時に産道を通るため
- 脳が成長するため
です。
さらに赤ちゃんは、1日のほとんどの時間を寝て過ごします。
そのため
同じ場所に圧力がかかり続ける
ことがあります。
もう一つの理由は、現在の育児では
仰向けで寝かせることが推奨されている
ことです。
これはSIDS(乳幼児突然死症候群)予防のためですが、
その結果として
後頭部が平らになる赤ちゃんも増えています。
そしてここで大切なのは
これは親のせいではない
ということです。
仰向け育児が一般的になったことで、世界中で同じ問題が増えています。
向き癖やタミータイムなど、よく言われる対処法
赤ちゃんの頭の形の対処として、よく言われるのは次の方法です。
- 向き癖を変える
- 反対側から声をかける
- タミータイム(うつ伏せ遊び)
- 抱っこを増やす
これらは、同じ場所に圧力がかかり続けるのを防ぐ方法です。
改善するケースもあります。
それでも改善しないことがあるのはなぜ?
ただ、これらを試しても改善しないこともあります。
理由は
- 向き癖が強い
- 寝る時間が長い
- 赤ちゃんが向きを変えない
などです。
また実際の子育てでは
- 家事
- 寝不足
- 上の子の世話
などで、理想通りに対応できないこともあります。
「そのままでも大丈夫」と言われる理由
赤ちゃんの頭の形について
「そのままでも大丈夫」
と言われることもあります。
軽度の場合は、成長とともに目立たなくなることもあるからです。
理由としては
- 頭が大きくなる
- 髪が増える
- 顔のバランスが変わる
などがあります。
ただし、研究では中等度以上の斜頭症(頭の歪みが一定以上あるケース)では、
自然経過だけで大きく改善する割合はそれほど高くないという報告もあります。
例えば、頭の歪みを数値で評価する「CVAI」という指標を使った研究では、
中等度以上のケースでは自然経過で大きく改善する割合は2割前後だったという報告もあります。
つまり、すべての赤ちゃんに当てはまる数字ではなく、歪みの程度によって結果は大きく変わります。
- 自然に目立たなくなるケースもある
- でも必ず元に戻るわけではない
というのが実際のところです。
ヘルメット治療の相場や期間と親の大変さ
赤ちゃんの頭の形を整える方法として
ヘルメット治療(頭蓋矯正ヘルメット療法)があります。
日本では小児科や形成外科などの医療機関で行われる治療方法の一つで、
専門の計測機器で頭の形を測定して判断されます。
赤ちゃんの頭が成長する力を利用して、専用のヘルメットで形を誘導していく治療になります。
医療機関で頭の形を計測し、その子の頭の形に合わせてヘルメットを作り、定期的に調整を行いながら進めていきます。
ヘルメット治療で気になるのが費用と生活の負担です。
費用はクリニックによって違いますが
30万〜60万円程度
が多く、保険適用外のこともあります。
さらに
- 定期通院
- サイズ調整
- 長時間装着
が必要になります。
多くの場合
1日23時間装着 × 数ヶ月
です。
そのため費用だけでなく、生活面でも負担を感じる家庭があります。
それでも多くの親が最後まで迷う理由
ヘルメット治療は効果があると言われていますが、
すぐに決断できる家庭ばかりではありません。
理由は
- 費用が高い
- 通院が大変
- 赤ちゃんがかわいそうに見える
- 本当に必要なのか判断が難しい
などです。
「やらなかった後悔」と「やった後の後悔」
赤ちゃんの頭の形の問題で、多くの親が最後まで悩むのはこの2つです。
「やらなくて後悔しないか」
そして
「やったのに意味がなかったらどうしよう」
どちらも、子どものことを大切に思っているからこそ出てくる気持ちです。
赤ちゃんの頭の形で悩んだときに大切なこと
赤ちゃんの頭の形の悩みは、とても多くの家庭で起きています。
そして同じように、多くの親が迷っています。
「このままで大丈夫?」
「今からでも間に合う?」
そう思って調べている親も多いと思います。
大切なのは、不安のまま一人で悩み続けないことです。
情報を整理し、必要であれば専門家に相談しながら、
家庭に合った選択を考えていくことが大切です。
赤ちゃんの成長には個人差があります。
迷うのは、それだけ子どものことを真剣に考えている証拠でもあります。
