今回は、気持ちのエネルギーのコントロールを実践していただいた方のレビューを紹介します。
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みなさん、「気持ちのエネルギー」って知っていますか?
「気持ちのエネルギー」とは、言わば心のバッテリー。心に余裕があると、多少のことは難なく乗り越えられるもの。でも、どんな小さなことだって、心に余裕がないときはついカッとなってしまったり、イライラが止まらなかったり…子育て中の人なら誰でも、そんな経験ありますよね。
携帯のバッテリーなら、バッテリーが完全に切れるまでパフォーマンスの質には影響がありませんが、人間の心のバッテリーは、低くなれば低くなるほどパフォーマンスが下がってしまうので、このバッテリーを常に高い状態に維持することが大事なんだそうです。
イライラしてしまってから、その感情を抑え込むのは至難の業。それより、普段の「気持ちのエネルギー」そのものを高くしておく必要があります。
今回は「気持ちのエネルギー」を高い状態にキープするためのポイントを大きく3つに絞って、それぞれ実践してみた結果をお知らせしたいと思います。
1つ目のポイント 「嫌いだけどやらなきゃいけないこと」の対策

好きなことはどんどんはかどり、嫌いなことはだらだら時間がかかりますよね。
みなさんは「嫌いだけどやらなきゃいけない」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは何ですか?
私は家事でした。正確に言うと、家事が「嫌い」なわけではないけれど、毎日のことだし、時間がないなかであれもこれもこなさなくてはいけない、そうなると好きなことでも楽しむ余裕が無くなってしまうんです。
私の場合、料理も洗濯も掃除もどれも嫌いじゃないけれど、毎日となると心がなえてしまう…というかんじでした。
そのなかでも、特に週末の食事作りや掃除は特にハードルが高く、できればやりたくない。
いろいろ完璧にこなそうとすると、それで疲れ切って、子供の小さな失敗にイライラしたり…本末転倒ですよね。
そこで、「気持ちのエネルギー」をなるべく節約するために、「週末は基本出来合いのものを買ってくるか、外食に」というルールを自分のなかで決めることにしました。
そうすることで、「何が何でも作らなきゃ」というストレス(=気持ちのエネルギーの漏れ)から解放され、夕方になって子供がまだ公園で遊びたいと駄々をこねても「まいっか、何か買ってこよう」とか「そういえば家にレトルトのカレーがあったな」とか思考の転換ができるようになりました。
掃除はなるべく回数を減らして3日に一度掃除機をかければ良しとし、お風呂やベランダなど大きな掃除は夫に協力してもらっています。それでも、自分が「あ、今日は楽しめるかな」と思ったときは自分で風呂掃除をしてみたり、なるべく自分の「気持ちのエネルギー」を高い状態に維持するために、家事も気の向くままやるようにしています。食事も作りたくないな、と思ったときは、なるべく手のかからないもの(切るだけのお刺身、サラダなど)にして、気持ちにも時間にも余裕のあるとき(楽しめるとき)にまとめて作っておいたりします。
これだけで、かなり気持ちが楽になっています。できるだけ手を抜いたほうが継続しやすいし、気も楽だということを体感的に感じているので、みなさんもいろいろと工夫されていると思います。こう考えると、「つくりおき」や「時短家事テク」などはすべて「気持ちのエネルギー」の節約のためのものだったんですね。
2つ目のポイント 睡眠時間の確保

私はもともと夜型で朝よりも夜にいろいろやりたくなるタイプです。夜のほうが作業効率が上がったり、試験勉強も夜のほうがはかどるほうでした。
今も子供を夜寝かしつけた後がつかの間のひとりでゆっくりできる時間なので、その時間に韓国ドラマを観たりスキンケアをしたりストレッチをしたり…と自分の時間を楽しんでいます。
ただ、この「気持ちのエネルギー」は基本的には寝ることで回復するそうです。身体も寝ている間に修復作業が行われますよね。睡眠は体だけでなく心の充電にもなっているようです。確かに、前日モヤモヤしていた感情があっても、朝になると意外とスッキリしていたり…という経験は皆ありますよね。夜に早く寝た方が良いということは分かっているつもりでも、ついつい夜更かしをしてしまう…というのが現実です。
「気持ちのエネルギー」が寝ることで回復するというのも、何となく体感的に知っている方が多いと思います。そういえば、バリバリ働いている同年代のママ友が「ストレス解消法は寝ること」と言っていました。
ただ、これは「超夜好き(笑)」の私からすると、なかなか実践が難しかったというのが正直なところです。夜好きなのに、最近はもうすぐ2歳になる末っ子の夜泣きが再開し、夜の自分時間を取っている最中にまた寝かしつけ…ということも増えています。そうなると、自然と寝る時間が遅くなり、寝不足で朝も眠い…当然「気持ちのエネルギー」は低い状態…となってしまいます。
私にとってはちょっと実践が難しかった部分ですが、以前より「なるべく早く寝よう」という心がけにはなっています。早く寝られる人はぜひ!子供と一緒に寝落ちする勢いで早く寝て「気持ちのエネルギー」を高く保っていただきたいものです(笑)
3つ目のポイント エネルギーの小さな漏れを防ぐ

「気持ちのエネルギー」を高い状態にキープするためには、エネルギーを高くするために節約すること、回復させておくこと、そしてもうひとつ大切なのは、知らず知らずのうちにエネルギーが漏れないようにしておくこと、だそうです。
そのためには、どんなことでエネルギーが漏れているかを知る必要があります。どんな時にエネルギーが漏れているか、思いつくまま紙に書きだしてみると…
- 悪いニュースに触れる(見たり聞いたりしてしまう)
- 生活の不便さ(キッチンが狭いなど)
- やりたいけどやれていないことがある(買いたくて迷っているものも)
- 子供のイヤイヤの対応
- 夫との意見の食い違い
- 人間関係でのちょっとしたイライラ
などなど…
このなかで、自分でコントロールできるものはコントロールし、コントロールできないものは覚悟を決める、というのが大事だそうですが…こうやって見てみると、意外とコントロールできないものが多いことに気が付きます。コントロールできるのは、悪いニュースを見ないようにする、ことくらいでしょうか。
ただ、これもなかなか難しく、最近はネットニュースなんかが多いので、携帯を見ているだけで、目に入ってきてしまう情報もありますよね。ここが難しいところですが、なるべく見ないように、深入りしないように…というかんじでやるしかないのかなと思いました。
生活の不便さは時短家電を導入したり、ちょっとした工夫で便利になる部分もありますが、キッチンが狭い、風通しが悪い、などを解決するには引っ越したりリフォームしないといけないので、すぐに解決することは難しいです。
あとは、やりたいけれどやれていない、これも意外とストレスになっている(エネルギーが漏れている)ことが分かりました。例えば、読みたい本があるのに読めていない、という状況だと、ずっとそのことが心に残っていて、なぜかソワソワしてしまったりします。
あと子供の学校の持ち物を買っていない、欲しいけど高くて購入を迷っているものがある、という状態も意外と心がそこに行っているので「気持ちのエネルギー」を消費していたりします。これもコントロール可能な部分とそうでない部分があるグレーゾーンで、買いたければ全部買えば良いという訳にもいきませんし、時間が取れなくてできていないことも結構あります。ただ、早めに決断できることはする、すこしずつでも時間を取って、やりたいことをやっていく、という意識はできるかなと思いました。
今は何でもネットで手に入りますし、ネットやSNSを見ているとあれもこれも欲しくなってしまうので、なるべくそういうものを見ないようにする、というのもひとつ対策としてアリだなと思いました。
そして最後の3つ、子供のイヤイヤ対応や夫との意見の違い、人間関係のトラブルなどはすべて人がらみのものですが、人がらみになると「気持ちのエネルギー」は漏れではなく、もはや「ダダ漏れ」と言っても過言ではないほど、エネルギーの消耗が激しいことに気が付きました。

子供のイヤイヤ(特に外出先)は数分間でもこちらがぐったりしてしまいますし、その子育てのパートナーでもある夫と意見が食い違うとこれまたダメージ大です。その他の人間関係でも、何かトラブルがあると、頭の中はそのことでいっぱいになってしまいますよね。仕事をしている友達や仕事を辞めた友達も、口をそろえて「人間関係が大変」と言っているのをよく耳にします。それほど人に対応するのはエネルギーを消費するんですね。
そして、同時にここもコントロールが効かない部分が大きいです。正直、ある程度の対策をしていても子供って突然イライラし始めたりしますし、夫だって違う人格なんですから意見が常に一緒なはずはありません。その他の人間関係だっていつどんなふうにトラブルが降りかかってくるか予想できません。極端な話、通りすがりの人ににらまれて気分を害する、なんてこともあり得るわけです。
これらをコントロールするのは難しいですが、子供と夫に関してはある程度性格も知っていますし、「こういう時はこういう対応が良い」というノウハウがあるので、そこを最大限活用していくしかないと思います。
あとは、「自分が少し大人になるための試練だ」くらいに考えて「気持ちのエネルギー」の節約を心がけるようにしました。意外と、相手の立場って分からないものなので、そこはお互い様と思っています。いずれにしても、エネルギーの漏れ自体を無くしたり完璧にコントロールすることはできませんが、「気持ちのエネルギー」という概念は「自分は自分」と人よりも自分のことに集中するように目先を変えてくれるという点では効果があるように思います。
人間関係のエネルギーの消費は半端ない
先ほど、「人間がらみのエネルギーの消費は半端ない!」と書きましたが、「気持ちのエネルギー」を意識してみて、逆に人間関係がうまくいくと、エネルギーが一気に充電されることもあると感じました。
例えば、雨で外出したくないけど仕事で外へ出ないといけないとき、仕事帰りに友達と会う予定を入れればぐっとやる気がおきて、外出することが嫌でなくなります。特に気の置けない仲間だったり、会いたい人だったりすると効果は倍増です。
そして、「気持ちのエネルギー」は誰かと一緒に何かやったり、話をすることでも効果的に充電されると思いました。初対面の人とでも、一緒にスポーツをしたり、他愛のない世間話をするだけでとても元気になることってありますよね。逆にひとりで友達とも会わずにいる人はどこか元気がありません。コロナもだいぶ落ち着きつつあるので「気持ちのエネルギー」をたくさんもらうためにも、誰かに積極的に会いに行ったり、友達と電話したりしようと思います。
とるべき行動が明確になった
「気持ちのエネルギー」というのはいろいろな言い方ができると思います。心のバッテリー、気持ちの余裕、心のキャパシティ…などなど。この言葉を初めて聞いた人でも、体感的に分かっている内容が多くあったと思います。私も何となくは分かってはいる内容だけど、うまく言葉で説明できなかったのですが、「気持ちのエネルギー」と言語化したことで、よりとるべき行動が明確になった気がします。
ただひとつ難しいなと感じたのは、女性ならではのホルモンバランスの影響による不調の時期(月経期や黄体期など)は、どうしたって「気持ちのエネルギー」も低くなりがちで、こういう時はもう自然の流れに従って、ゆっくり体を休めるしかないなと感じます。
身体が疲れると気持ちも疲れる
あと、私はもともと体力があるほうではないので、「気持ちのエネルギー」を節約していても、体のエネルギーの無さに引っ張られて「気持ちのエネルギー」まで下がってしまう、ということがありました。やっぱり人間、心と体。どちらも無視できないですね。
どちらのパフォーマンスが下がってももう片方に影響するということが分かったので、これからは「気持ちのエネルギー」を意識しつつ、体も鍛えたいなと思います(笑)みなさんも、ぜひ両方の「エネルギー」を高い状態で保って、ストレスフリーの生活をしてくださいね!
