子供って大人からしたらどうでもいいようなものを大切にしますよね。
どんぐり、木の枝、石ころ、落書きの絵・・・
親からすると邪魔になることも多いこれらの扱い、どうしていますか?
人間の「共感力」が育つ原体験は何?
人間の共感の源泉・原体験は何かというと
「自分が大切にしているものに対する扱い」です。
自分が大切にしているものや人などに対して「同じような扱いをしている」ということに対して共感が育まれます。
そして、共感能力は持って生まれてきたものを幼少期から実体験の中で育んでいきます。
興味と好意を持って体験する(その時の感情を体験する)ことで、共感できるものが増えていきます。
つまり、どれだけ体験を通して共感力を育んできたかが大事。
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最初の話に戻ると、子供は大人からしたらどうでもいいようなものを大切にします。
どんぐり、木の枝、石ころ、落書きの絵・・・
こういうもの親は困るので、
「捨てなさい💢」とポイと捨ててしまうと
子供からしたら「大切なものを理不尽に奪われた体験🥲」に。
そうなると、大切なものを「奪われないように😡」と、他人を敵にして守ろうとするようになり、共感の体験が積めなくなります。
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そうではなく、大切なものを人と共有できるように😊
例えばどんぐりも
「捨てなさい、ポイ」と捨ててしまわず
「おうちには持っていけないから戻してあげようね、また今度拾おうね」
というように、結果(外に置いてくる)は同じでも、大切に扱う姿勢ですると、子供は共感できます。
大切なものの「扱い方」を教えてあげる
ちなみに子供は大切なものの「扱い方」も大人と違います。
床に放ってあっても大切なものは大切なもの。
床にあって邪魔だから「捨てちゃうよ!」は
自分の大切なものを大切に扱ってくれない(共感できない)という結果になります。
子供には大切なものの扱い方を教えてあげる必要があります。
「ここに置いておこうね」など
教えてもすぐには理解できないことも多いけど
ひどい扱い(捨てる、蹴とばすなど)はしないようにしたいですね。
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でもこれ、理屈ではわかるけど
いざやろうとすると難しいんですよね😅
それができるためには、やっぱり
親の状態(メンタル、元気、エネルギー)が良い状態でいる必要がありますね。